モンスターハンタールチフェル
 

 ・ ・ ・



 アレックとルチナが二戦目にしてかなり慣れた感じの戦いを見せてくれている頃、森丘の方ではレインが一人で、次から次へと迫りくるランポスどもを見事なシューティングテクニックで蹴散らしていた所だった。



「最後ですっ!!」

 そしてレインの放った弾丸がランポスの急所に当たり、今いる飛竜の巣までの道の、全てのランポスを蹴散らした所だった。



 これまでの道で、レインの腕は遥かに上達していた。

 しかも、モンスターに対する恐怖感も少し和らいだ気もする。

 確実にレインはこの短期間で見直すように成長したのだ。



「ふぅ……」

「上達したじゃないかレイン!!
 これなら依頼達成もまじかだな!」

「後何頭なのぉ?」

 レインは洞窟の中の、入ってきた入り口から向かって左側にある、岩の裂け目付近に腰を下ろしていったん休憩をした。
< 122 / 645 >

この作品をシェア

pagetop