モンスターハンタールチフェル
すかさずアンは右手に持っていたペイントボールを尻尾目掛けて投げつけると、ヒットした場所から鼻をツーんとさせる強烈な臭いが当たり一面に広がって行った。
(これでノアが来てくれれば!)
そう願いながらアンは背中の『双剣リュウノツガイ』を抜き放ち、その平べったい尻尾の付け根目掛けて勢いよく突いた。
カキィィィン!!
「っえ!!」
(硬すぎる!)
以外と柔らかそうに見える皮膚だが刃を通してみると予想以上に硬く、アンの攻撃は跳ね返されてしまった。
「グルルルルル!!」
オオナズチは叫んでその場で羽ばたくと、その巨大な体を中に浮かばせて出口先の開いた場所に降り立った。
アンは風圧で身動きが取れなくなっている間に、オオナズチは既に姿を消していた。
「ど、どこ!?」
「ギュルルルルル!!」
すると突然腹部に強烈な痛みが走り、アンは後ろ方向に吹き飛ばされた。
「んあっ!!」
アンは腹部を押さえながらどうにか立ち上がるが、やはり目に見えないとなると全く太刀打ちできない様子だった。
(っく、なんて力なの?)
アンはとりあえずポーチから回復薬を取り出そうとしたが、
「な、無い!?」
どっかに落としたのではと思ったが、何処にも見当たらなかったのだ。
(これでノアが来てくれれば!)
そう願いながらアンは背中の『双剣リュウノツガイ』を抜き放ち、その平べったい尻尾の付け根目掛けて勢いよく突いた。
カキィィィン!!
「っえ!!」
(硬すぎる!)
以外と柔らかそうに見える皮膚だが刃を通してみると予想以上に硬く、アンの攻撃は跳ね返されてしまった。
「グルルルルル!!」
オオナズチは叫んでその場で羽ばたくと、その巨大な体を中に浮かばせて出口先の開いた場所に降り立った。
アンは風圧で身動きが取れなくなっている間に、オオナズチは既に姿を消していた。
「ど、どこ!?」
「ギュルルルルル!!」
すると突然腹部に強烈な痛みが走り、アンは後ろ方向に吹き飛ばされた。
「んあっ!!」
アンは腹部を押さえながらどうにか立ち上がるが、やはり目に見えないとなると全く太刀打ちできない様子だった。
(っく、なんて力なの?)
アンはとりあえずポーチから回復薬を取り出そうとしたが、
「な、無い!?」
どっかに落としたのではと思ったが、何処にも見当たらなかったのだ。