モンスターハンタールチフェル
アレックたちはクーラードリンクの効果が切れかかりながらも、急ぎ足でダイミョウザザミの逃げたとされる巣に足を踏み入れた。
予想的中、どうやら既にダイミョウザザミは地に伏せて口から泡を出しながら寝ていた。
(蟹も寝る時は寝るもんなんだな)
率直にそう思ったが、声に出すと起こしてしまいそうだったので止めといた。
「じゃあ爆弾仕掛けるから二人とも離れてて」
レインは小声でそう二人に伝えると、一人でダイミョウザザミの懐に入り込み、持って来た大きなバックの中から、レインの体くらいはあるだろう『大タル爆弾』を取り出して目の前に置くと、着火させるために『小タル爆弾』も取り出して、導火線に火を点けてそれを大タル爆弾の横に置くと、レインは二人に伏せるよう指示し、自分も地面に伏せた。
すると小タル爆弾が先に爆発して、ダイミョウザザミが目を覚ましたと思った直後、目の前で大タル爆弾が大爆発を起こしてダイミョウザザミの甲殻を吹き飛ばしたのだった。
「や、やったわね…」
「あ、ああ」
二人は大タル爆弾のあまりの威力に驚きを隠せなく、倒した喜びよりもそっちの方が上だった。
「と、とりあえず剥ぎ取って帰ろうよ…」
予想的中、どうやら既にダイミョウザザミは地に伏せて口から泡を出しながら寝ていた。
(蟹も寝る時は寝るもんなんだな)
率直にそう思ったが、声に出すと起こしてしまいそうだったので止めといた。
「じゃあ爆弾仕掛けるから二人とも離れてて」
レインは小声でそう二人に伝えると、一人でダイミョウザザミの懐に入り込み、持って来た大きなバックの中から、レインの体くらいはあるだろう『大タル爆弾』を取り出して目の前に置くと、着火させるために『小タル爆弾』も取り出して、導火線に火を点けてそれを大タル爆弾の横に置くと、レインは二人に伏せるよう指示し、自分も地面に伏せた。
すると小タル爆弾が先に爆発して、ダイミョウザザミが目を覚ましたと思った直後、目の前で大タル爆弾が大爆発を起こしてダイミョウザザミの甲殻を吹き飛ばしたのだった。
「や、やったわね…」
「あ、ああ」
二人は大タル爆弾のあまりの威力に驚きを隠せなく、倒した喜びよりもそっちの方が上だった。
「と、とりあえず剥ぎ取って帰ろうよ…」