モンスターハンタールチフェル
「よし、期限は三日か。
 すぐ終わらせて早くレインの所に戻ってやるか」

 アレックは本当の狩場へと続く穴をくぐって行った。

 そして出た場所が、



「っ!!!」

 急に眩しい光が慣れてない目を襲うが、しばらくして目が慣れる。



 それから目に飛び込んできた景色が、今まで見たことも無かった、壮大で美しくも自分がちっぽけとだと知らされる世界だった。



 それはどこまでも広がる青空の下、澄んでいる大きくて広い川の両端に、自分が立っている大地と、向かい側に見える木々が生い茂った大地があった。

 そこにはアプトノスの群れがのんびりと草を食んでいる。
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