モンスターハンタールチフェル
(黒龍、伝説?)
アレックとルチナはまるっきり何を言っているのか分からなかった。
が、レインとシックルの顔は険しく、二人の事を睨んでいた。
「と、ところでその黒龍伝説って何?」
「あたしから話すよ……
それは今より遥か大昔、この世界に天変地異を巻き起こし、全てを焼き尽くして、命あるものを塵と化させる災厄の象徴とも言われた黒い龍がいたのさ。
それに立ち向かうべく、多くのハンターが挑んだけど、黒龍の前にみんな敗れた。
でもある日、右手に傷を持つハンターが現れ、そのハンターが4人集まった時、黒龍はその者たちに倒されたと言う……」
シックルはそんな事を深刻に話していた。
が、やはり信じられがたい。
「でも現に黒龍は存在している。
あたしは黒龍の素材を使った武器を扱う奴を一人、知り合いに持ってるからな。
確かにあれは並みの物じゃない。
武器に傷が付いても時間がたてば、いつの間にか修復されて新品同様に戻ってるんだよ。
まるで武器になっても生きてるみたいにね」
(生きている武器?!
傷が修復?!
そんな物があるわけ無いだろ!?)
と思ったがシックルの目はどうやら本気であった。
アレックとルチナはまるっきり何を言っているのか分からなかった。
が、レインとシックルの顔は険しく、二人の事を睨んでいた。
「と、ところでその黒龍伝説って何?」
「あたしから話すよ……
それは今より遥か大昔、この世界に天変地異を巻き起こし、全てを焼き尽くして、命あるものを塵と化させる災厄の象徴とも言われた黒い龍がいたのさ。
それに立ち向かうべく、多くのハンターが挑んだけど、黒龍の前にみんな敗れた。
でもある日、右手に傷を持つハンターが現れ、そのハンターが4人集まった時、黒龍はその者たちに倒されたと言う……」
シックルはそんな事を深刻に話していた。
が、やはり信じられがたい。
「でも現に黒龍は存在している。
あたしは黒龍の素材を使った武器を扱う奴を一人、知り合いに持ってるからな。
確かにあれは並みの物じゃない。
武器に傷が付いても時間がたてば、いつの間にか修復されて新品同様に戻ってるんだよ。
まるで武器になっても生きてるみたいにね」
(生きている武器?!
傷が修復?!
そんな物があるわけ無いだろ!?)
と思ったがシックルの目はどうやら本気であった。