白衣の先生に恋しました。
弱っ…じゃなくて、そんな事より女の子が。


「大丈夫?怪我、って…
それ、うちの制服…」


その制服って、うちの生徒じゃん。


「ちょ、大丈夫?」


女の子は膝から崩れ落ちて、地面に
座り込んでしまった。


「ありがと…ござ…」


ちょっと待って…嘘だろ…嘘だよな…?


その声って…


「陽奈ちゃん!」


信じたくなかった。
だけどその女の子はやっぱり陽奈ちゃんで。


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