白衣の先生に恋しました。
「あ、」


病室の方を見ると陽奈ちゃんもこっちを
見ていて、ゆっくり俺は病室に入る。


「陽奈ちゃん」


「気がついた?大丈夫?」


何度か呼びかけるけど、返事が返って
来ない。


「陽奈ちゃん?気持ち悪い?」


そう言いながら肩に優しく手を置くと
陽奈ちゃんはビクッと震えて。


「陽奈ちゃ「やめて…やだ…離して…」


「いやだ…やだ…ごめ、なさい…やめて…
誰、か…助けて…」


「ごめんなさい…離して…やめて…
いやだ…やだ……」


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