白衣の先生に恋しました。

辛くなくなるまで

「そんな…良いですよ…」


「いやいや。
陽奈ちゃんが乗るとなったら綺麗に
したくて…。なんか緊張しちゃうなぁ」


「え、」


些細な言葉だったけど嬉しかった。
緊張するのは私だけだと思ってたけど先生も
だなんて。


「んふふ…よし!こんな感じでいっか。
どーぞ陽奈ちゃん」


「ありがとうございます…」


先生が開けたドアは助手席で。
一瞬驚いたけど少し嬉しかった。


「大丈夫…?気分悪くない?」


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