白衣の先生に恋しました。
「ここは…どこ、ですか…」


「俺のお家だよ。ごめん、気になるよね…
この事も話すから先に横になろっか」


「あ…え、でも…良いんですか…」


「んー?全然良いよ?
むしろ、横になってくれないと」


ふふ…と笑い私の体をゆっくりと
ベッドに倒してくれた。


フカフカのベッドは先生の匂いがして。


嬉しかった、ドキドキした、


だけど、なんだか悲しくて


涙が出てきそうで。


「陽奈ちゃん、ごめんね」


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