白衣の先生に恋しました。
「だけどさ、やっぱり無理なんだよね」


「え?」


「あの先生の前では、分かってますよって言って誤魔化したけど…。陽奈ちゃんが震えてたり
泣いてたりしたら俺が守ってあげたいんだよ」


先生は照れ臭そうに笑う。


「陽奈ちゃんの泣いてる姿を
他の誰かに慰めてもらいたくない」


「…ってのが…この会話の終わり、です…」


わかってくれた?
って不安げな声で私の顔を伺った。


「私の…勘違い…だった…っ」


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