白衣の先生に恋しました。

「フフッ…え？
俺がヒーロー？陽奈ちゃん面白いなぁ…」


先生はツボに入ったのかずっとフフッ、って
笑っている。


それも、よっぽど面白かったのか
結構な時間。


「もぉ！先生、そんなに笑わないでっ」


いや、分かるよ？


ヒーロー、なんて急に言い出したら
面白いけどさぁ…


あまりにも笑いすぎでしょ！


笑われすぎて、私の顔はただでさえ
熱いのに、さらに熱を持った。


「ふふっ…ごめんごめん」