好きです─。*恋物語*《短編》
「…少しだけお時間頂いてもよろしいですか。今後のリハビリの事でお話したい事があります。」
『は、はい。…じゃあ、談話室で大丈夫ですか?』
「えぇ。」
『…分かりました。それじゃ、待ってますね。』
「お願いします。では書類作ってきますので少しだけお待ちください。」
『はい…。』
……終わっちゃう…。
和田さんに会えなくなっちゃう…。
和田さんは…今日が最後の出勤なのに─。