強すぎる彼女と優しすぎる彼
何となく気まずくて黙る二人。龍仁は家とは違う方向に車を走らせた。

今日の打ち合わせで具体的な日程を決めようというところまで来ていた。やっと見つけた結婚式場で、やっと打ち合わせをする段階まで進んだのに。佳子は申し訳ない気持ちで押しつぶされそうだった。



「ついた」
龍仁の運転で着いたのはあたり一面広大なひまわりとラベンダーが広がるとても広大な景色がきれいな場所だった。
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