強すぎる彼女と優しすぎる彼
「高岡さん」
プレゼンの順番になり佳子は大きく深呼吸をしてから話始めた。

ありったけの気持ちを込めて、このプレゼンが、企画内容がたくさんの人の心に響くように願いながら・・・。

「最後に私の気持ちを一言聞いていただけますか?」
佳子は初めてプレゼンの最後に資料にも予定にもないことを話し始めた。
「どうぞ」
許可をもらった佳子は頭を深々と下げ話始めた。
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