COLORS
「え、稀月が寝坊するなんて珍しくないッ?いつもあたしが寝坊してるもんねーッ。」
自慢げに言う詩歌に少し呆れながらあたし達は教室にむかった。
「それ、自慢して言う事じゃないよ、詩歌…。詩歌は寝坊しすぎだよ。」
詩歌は必ず週に1回は必ず遅刻で登校してくる。
しかも、その寝坊の原因が本人曰く夜更かしのしすぎらしい。
わかってるなら早寝ぐらいしたらいいのにっ。
あたしは自分の席にかばんを置くとロッカーに教科書を取りにいくためもう一度廊下にでた。
廊下はイチャついてるカップルもいれば男子が遊んでる様子も見える。
あたしは遊んでる男子にぶつからないようにしながら、ロッカーが置いてある中庭の方に向かった。
「お、霧宮。今、登校してきたん?」
同じクラスの
桜木 悠樹 サクラギ ユウキが話し掛けてきた。
中谷とは3年間同じクラスで、つい最近席替えで席が近くなったから仲良くなったばかり。
よくメールもするようになった。
自慢げに言う詩歌に少し呆れながらあたし達は教室にむかった。
「それ、自慢して言う事じゃないよ、詩歌…。詩歌は寝坊しすぎだよ。」
詩歌は必ず週に1回は必ず遅刻で登校してくる。
しかも、その寝坊の原因が本人曰く夜更かしのしすぎらしい。
わかってるなら早寝ぐらいしたらいいのにっ。
あたしは自分の席にかばんを置くとロッカーに教科書を取りにいくためもう一度廊下にでた。
廊下はイチャついてるカップルもいれば男子が遊んでる様子も見える。
あたしは遊んでる男子にぶつからないようにしながら、ロッカーが置いてある中庭の方に向かった。
「お、霧宮。今、登校してきたん?」
同じクラスの
桜木 悠樹 サクラギ ユウキが話し掛けてきた。
中谷とは3年間同じクラスで、つい最近席替えで席が近くなったから仲良くなったばかり。
よくメールもするようになった。