運命が紡いだ物語

夏休み

それからすぐに夏休みに入り、
今日もいつものようにお母さんと翔大と3人で和気あいあいとお昼ご飯を食べていた。

「そういえば今年も夏休みは別荘行こうね。
お父さんすごい楽しみにしてるんだから。
もちろん、お友達も誘っていいから。
結愛ちゃんと咲野君もいっしょに行けるといいね。」

別荘というのは、お父さんがおじいちゃんやおばあちゃんから受け継いだ家をリノベーションした家で、

海の近くにあって毎年夏休みに行くのがいつからか恒例になった。

私と翔大は別荘に行くのを毎年楽しみにしていた。

お母さんが咲野君と結愛も誘っていいって言ってくれたのがすごくうれしい。

友達を誘って行くのは初めてだから・・

「そうだな！
俺の休みと父さんの休みを合わせて日にちがわかったら言って？」

「うん。わかった。」

今年も楽しみだな。
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