運命が紡いだ物語
昼休みは普段と変わらず過ごしたものの、

部活帰り俺は翔大に相談することにした。

「翔大・・。」

「ん?」

「今日の席替えで、川瀬が花の隣になった・・。」

「は?
川瀬ってあの?
まじか・・・。」

「休み時間、川瀬が花に話しかけてるのを見ちゃって・・。
なんか、もう・・・。」

「花が陽向以外の男と仲良くなることはないと思うけど・・。
花は、鈍感だから陽向が不安になるのも分かる。
結愛になるべく休み時間に一緒にいてもらえるように言っとくよ。」

「ありがとな。陽向・・。」

翔大に話してよかった・・
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