運命が紡いだ物語
お腹が空いた私達は、少しの食べ物を買ってあまり人のいないところに向かった。

すると・・

「川瀬!?」

そこには川瀬くんが座っていた。

あれから全くと言っていいほど川瀬くんとは話していない。

私たちを見て驚いた表情をした川瀬くんは立ち上がって私たちの横を通り過ぎた。

「川瀬!!」

陽向はそう言って川瀬くんを呼び止めた。

川瀬くんは驚いたようにこっちを見た。
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