運命が紡いだ物語
文化祭の日の帰り道、

私と陽向は二人で帰っていた。

「明日の後夜祭、一緒に踊ってくれる?」

陽向は突然そう言った。

びっくりしたけど、それよりもすごいドキドキしてる・・

自分の顔がどんどん熱くなっているのを感じた。

「・・うん。」

私たちの学校では後夜祭でみんなで踊る時間がある。

カップルで踊るのが恒例だって結愛が言っていた。

だから、密かに楽しみにしてたんだ・・・

そんな心を陽向に読まれたみたいで、
とても恥ずかしかった。
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