運命が紡いだ物語
電車に乗り、降りる駅まで来ると家に帰る道を歩いてるとき私の目から涙があふれてしまった。

拭いても拭いても零れ落ちてくる・・

悲しすぎるよ・・・

少し落ち着くように、ゆっくり歩き家に着いた頃には涙は止まっていた。

「ただいま・・。」

そういって部屋に入ると私の目からは止まっていたはずの涙があふれていた。

陽向との思い出が鮮明に頭に浮かぶ・・

陽向を好きになったあの日のこと・・

陽向に告白されて付き合うことになって本当にうれしかったこと・・

陽向とのたくさんのデート・・

学校行事・・

普段の生活・・

陽向と出会ってすべてが私の幸せになった・・
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