運命が紡いだ物語
望月さんにもらった日記。

私はまだ開けずにいた。

正直父さんが、私が前に想像していたような最低な父親だったら、

私のせいでなんて思わなかったと思う。

でも、望月さんは父さんのことを本当にいい人だったと言っていた。

あの時の望月さんは私に気を使って父さんのことをほめてたわけではなかった。

本気でそう思っているようだった。

私が転んだせいで父さんは医療ミスを起こしてしまったんだ・・

それで、陽向のお母さんと、弟さんを・・

ごめんなさい。
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