運命が紡いだ物語
「おっ、花！結愛は？」

なんだかテンションの高い翔大が私に聞いてきた。

「飲み物買いに行ってるよ。」

翔大は本当に結愛が好きなんだな・・。

「そっか。ちょうどよかった。
実は今日告白しようと思って。
タイミング昼休みしかないから協力してくんない？」

えっ！！

告白！？

「わかった！
二人きりにすればいいんでしょ。任せて！！」

もやもやしていた心もその言葉ではれて私はなんだかうれしくて張り切っていた。

そっか・・。

なんか私までドキドキしてきた！！

結愛が戻ってきて４人でご飯を食べ終えると、翔大はわかりやすいようにそわそわし始めた。

私はそれを見かねて、

「咲野君、ちょっといい？」

と咲野君に声をかけた。

「二人で話したいことがあるから先行くね。」

頑張って！翔大・・。

私は応援することしかできないけど・・。

二人の幸せを願ってるから。
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