運命が紡いだ物語
その日の夜・・・

翔大は帰ってきてそうそうに私の部屋に来ると、嬉しそうに結愛と付き合ったことを報告してきた。

「よかったね。
結愛を幸せにしてあげてね。」

「おぅ!
あっ、そういえば、部活の時陽向の様子がおかしかったんだけどなんかあった?」

えっ・・・

「・・・いや、なにも。」

いきなりで、私は少し動揺してしまった。

そりゃ動揺するよ・・。

だってさっきからずっと私も気にしてるもん。

っていうか咲野君の様子がおかしいって私が気にしてることと関係あるのかな・・。

「花?なんか隠してるなら言えよ。」

翔大は絶対追求してくるから気づかれたくなかったのに・・・

少しの動揺を見破られてしまった。
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