運命が紡いだ物語
*3章 幸せ
花と陽向
それから数日たった、ある日。
今日は顧問不在のために、サッカー部の部活が休みの日だった。
結愛と翔大が一緒に帰ったので私は一つ遅い電車で帰ることにした。
「俺も一緒に待っててもいい?」
一緒に駅まで来ていた咲野君は真面目な表情でそう言った。
「えっ、いいの?
でも結構時間あるよ。」
咲野君は電車通学じゃないから、私は驚いた。
「話したいことがあるんだ。
ちょっと来て。」
すごくうれしかった。
咲野君に連れられてついたのは駅の近くにある広場だった。
誰もいないベンチに二人で座った。
「これ、全部桜の木なのかな・・。」
初めて来たこの広場の周りには木がずらーっと生えていた。
緑の葉が夏が来ることを知らせているみたい・・
なんか好きだなぁー
この広場。
「桜っぽいね・・。
春はすごいきれいだね・・・。絶対。
牧原さんは桜好き?」
「うん。好きだよ・・。
桜満開の時にまた来たいな・・。」
咲野君と2人で来れたらいいな・・。
私はそんなことを考えていた。
今日は顧問不在のために、サッカー部の部活が休みの日だった。
結愛と翔大が一緒に帰ったので私は一つ遅い電車で帰ることにした。
「俺も一緒に待っててもいい?」
一緒に駅まで来ていた咲野君は真面目な表情でそう言った。
「えっ、いいの?
でも結構時間あるよ。」
咲野君は電車通学じゃないから、私は驚いた。
「話したいことがあるんだ。
ちょっと来て。」
すごくうれしかった。
咲野君に連れられてついたのは駅の近くにある広場だった。
誰もいないベンチに二人で座った。
「これ、全部桜の木なのかな・・。」
初めて来たこの広場の周りには木がずらーっと生えていた。
緑の葉が夏が来ることを知らせているみたい・・
なんか好きだなぁー
この広場。
「桜っぽいね・・。
春はすごいきれいだね・・・。絶対。
牧原さんは桜好き?」
「うん。好きだよ・・。
桜満開の時にまた来たいな・・。」
咲野君と2人で来れたらいいな・・。
私はそんなことを考えていた。