小指
「じゃあさ
私と春ちゃんで練習するなら
良くない?」

陽ちゃんが提案する
それには一同
頭を縦に振ってくれた

私もほっとする

「それなら賛成!
でも当日まで上達しなかったら
ブロック専門で!」

私は笑顔で答える

智くんも頷いてくれたけど
ちょっと不満そうに見えた

…のは、錯覚かな?

責任感が強いから
二人だけで練習するのが
嫌だったのかな?

とりあえず
私は陽ちゃんと

あいている時間を使って
練習することに決めた
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