Black Sapphire 1【大幅改変&更新中】
「出来たら飛んで喜ぶだろうけど、残念ながら違いますよ〜。今日はクラスメイトが1人増えます!」

「まじで?!美女?美女ですか?!」

「はーい!私イケメンがいいでーす!」


「こんな女子がいい」「こんな男子がいい」と口々にアピールするクラスメイト。三者三様の答えだが、ほとんどの人。申し訳ないがご期待に応えられそうにない、すまん。

脳内で謝罪していると、

「では、入ってきてください」

と合図を受けた。


…どうやらお呼びのようだ。


いくら無表情でも、少なからずとも緊張はする訳で手が冷たくなっていた(低体温だからもともとかもしれないが…)。


軽く深呼吸を繰り返し、教室のドアを開けて中へと1歩確実に踏み出した。



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