Black Sapphire 1【大幅改変＆更新中】

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チヒロside


「みんなおはよ〜！」

僕はいつも通り笑顔で教室に入る。クラスのみんなはとても仲がいい。


「あっ！千尋くんおはよ〜」

「チヒロさん！おはようございます！聞いてくださいよ！」


僕がドアを開ければすぐ近くに寄って群がるむさ苦しい位の男達は、皆左耳にブルーサファイアのピアスをつけた『Sapphire』のメンバー達。


ちなみに言うけど、僕達の町の勢力は『Sapphire』って呼ばれてるけど、サファイアの宝石の種類の中でもモチーフになってるのは"ブルーサファイア"なんだよね〜。

サファイアは、色が鮮やかなほど価値が高くなるし、逆に黒に近いほど価値が低いって言われてる。最強の僕達にはピッタリな宝石だよね！