Fall -誘拐-


―――――― 


確かにカラーコーンが不自然に3つ並んで置かれていた。


「リカ・・リカ・・・!!」


「では黒部さん。
よろしくお願いします。」


「・・・・!!!」



車を停めた黒部さんが、現金入るボストンバッグを持って車を降りた。


「東条さん。こちら新谷。」


「どうぞ。」


「ちょうど良い場所がありました。
双眼鏡でそちらの様子も確認できます。」


「助かる。下手に顔出すとバレるから、
俺は引き続きこの態勢で隠れてる。

何か動きがあったらすぐに飛び出すから連絡してくれ。」


「了解です。ちょっと暗いですが・・

そちらの停車位置から100m程直進した先に、

カラーコーンと思われる物が5つ置いてあります。

現在黒部さんがそこに歩いて・・今止まりました。」



腕時計で改めて時間を確認する。
誤差は10分以内に抑えられた。



「あとは犯人の登場を待つだけか・・。」


「・・ですね・・・。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・

・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・

・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・

・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・

・・・・




















< 35 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop