幼馴染との正しい距離感
絶句する俺に
つむぎは着ているパジャマをぎゅっと握りしめながら、落ち着かない様子で視線をさ迷わせていた



『…つむぎちゃん、ちょっとこっち来て。
僕の前』


『…』



そろそろとやってきたつむぎの両手をとって
じっと見上げる


『……つむぎちゃん、それってキス以上のことをしようって言ってる?』


『……うん』


のぼせてるのかと勘違いしそうになるくらい、赤く色づいた顔で頷くつむぎに

俺はさらに動揺した



『…』



…………願ってもない誘い


けど、あまりに急で



今までそんな素振り一切なかったのに
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