溺れるほどの愛を
そんな話をしていると
「お待たせしました〜」
と店員さんが飲みものと
チーズケーキを持ってきた。
何故か琳さんに
「かっこいいですよね!」
と
「ありがとう」
何時もの王子様スマイル…
うっ…眩しい…
「私この後すぐ仕事上がるんです…」
「うん。」
「よかったらお茶でもしませんか??」
「……見てわかんない?」
「え?」
「俺大好きな女の子とデートしてんの邪魔しないでくれる?」
「……ごめんなさい…」
「琳さん…ちょっと言い過ぎじゃないですか…?」
「ほら莉音ちゃんここのケーキおいしいから俺の分も食べていいよ」
店員さんとの事はなかったように
私に話しかけてきた。