溺れるほどの愛を
ドアを開けると
「あ、莉音ちゃん、早いね?」
「琳さん」
「こっちおいで、膝枕してよ」
屋上で授業をサボり
琳さんに膝枕をしてる私。
ちょっと前までならありえない光景だなあ
「莉音ちゃん」
「なんですか?」
「まだ1ヶ月経ってないけどさ
付き合ってよ。
俺莉音ちゃん居ないとダメ」
「え?」
「なんでそんな驚いてんの?(笑)」
「琳さんの周りには素敵な子がいっぱいいるのに…」
「あいつらは俺といる自分が好きなだけ。
けど、莉音ちゃんは違う。
俺自身を見てくれて接してくれる。」
「莉音でいいんですか…?」
「莉音ちゃんじゃないと嫌だ」
「私で良ければお願いします。」
そう言うと…