溺れるほどの愛を
放課後は琳さんの家に行くのが定番。
「莉音は俺と居て楽しい?」
「へ?」
「楽しい?」
「とっても!幸せ!」
「そっか。それならいいんだけどね」
「うん?」
孤立はしていても
琳さんと一緒なら何をしてても楽しい。
本心なんだよ。
「ねぇ莉音…」
「ん?」
「ここに噛み跡付けてもいい?」
「首に?いいよ?」
「いいの?」
「うん。琳さんしたいんでしょ?」
「したい。」
「いいよ。」