溺れるほどの愛を

「そこ〜席につけ〜」

担任の先生が入ってきて
皆席につくと
私も自分の席、琳の隣に座り話を聞いて
ふと、隣を見ると琳は寝ていた。

「転校生を紹介するぞー」

何故か大盛り上がり。
え?転校生だよね?それだけで???
そうして先生が呼び、ドアが開くと
顔の整った生徒が入ってきた。

カツカツと先生が名前を書き
「澄晴だ。前まで関西の方に居たが事情がありこっちに越してきたそうだ。
皆、仲良くな〜
あ、あと澄晴。1番窓側の…っておい!」

「なぁあんた」

先生の事は耳も貸さず私の席にくると澄晴って人は

「首、怪我したんか…?大丈夫なんか?」

「え?」

「それと一目惚れやさかい。付き合ってくれんか?」

「は?」

私より先に琳が反応した。
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