溺れるほどの愛を

俺の事好きって言うてみ!!


此奴、頭湧いてんのか?
おっと口が悪うございました。

「なんで好きでもないやつに好きって言わなきゃいけないの?」

首枷をいきなり引っ張られ
耳元で澄晴くんは
一言、私に地獄への招待状を渡した。

「俺の一言で莉音ちゃんの大切な大切な彼氏くんの首が飛ぶで?」

「…………好き」

「よぉ出来ました!彼氏くん解放して欲しいやろ?」

「うん」
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