溺れるほどの愛を

私は地獄行きだろう。
琳が解放されるならいいと思い私は
澄晴くんの用件を飲んだ。
そして澄晴くんは特大の笑顔で

「そうと決まればはよ行こうや!」

「どこに?」

「莉音ちゃんの彼氏のとこやで?」

首枷
手枷
足枷を外してもらい
澄晴くんの後をついて行き
ある部屋に入ると

私は絶句した。
椅子に拘束された琳が居た。
顔も体も殴られ腫れていた。

< 57 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop