溺れるほどの愛を

「その死体片付けろ、お前はこっちに来い」

「嫌だ、琳の側いる…」

「…………勝手にしろ」

部屋に私と琳だけになると
一気に現実的になりどんどん頭が理解して行き
耐えられない。

私は警察に電話し
「彼氏が殺された」と電話していた。
外にパトカーのサイレンと共に
澄晴くん達は捕まり琳は警察に
私もあの後色々あり高校も辞めた。
澄晴くんの御両親に莫大な慰謝料が口座に振り込まれた。
琳に家族はいなかった。

慰謝料を元に私は土地を買い家を建てた。
< 64 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop