溺れるほどの愛を

「どこか痛いですか?」
「あ、いえ、」
「どうされました?」
「懐かしくて」
「え?」

「ただいま、莉音。」
「え?何ですかいきなり」
「え?莉音、俺だよ」
「誰ですか…」
「琳だよ」
「琳さんは死んでます…澄の手下ですか!?!!!やだ…」
「違う違う、怖がらせたくない、澄の手下でもない」
「じゃあなんで琳さんのふりするんですか…お金が目的ですか」
「…え?本当に分からないの?」
「さっきからそう言ってるじゃないですか」

なんですか、さっきからこの人・・・
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