midday crow
というのは昨日の行為に対してなのだろうが、未だ混乱は消えてくれない。

「ど……どういう……?」

「ああ。くれはさんが思い立ったみたいなので、昨日のを引きずってたら面倒だなって思って」

それだけです。じゃ。

と言って、来たときと同様いきなり帰っていった。

……なんなんだ……?

もう太陽にはなにがなんだかわからない。

脳の容量を超えている。こういうのを、なんとかっていった気がするけど、長ったらしい単語は覚えられない。

ぷしゅー、と電源が落ちた太陽の肩を彩人が掴み、前後に揺さぶっていた。
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