midday crow
きらきらと光が舞うように、熱く炎が滾るように、黒服の四人は眩しく目を射る。

左手を凛の手と絡めながら、七瀬は彼女を見下ろした。

「来年は最初から観れるといいよな」

「そうだねー」

のんびり言いながら、凛は微笑みを返した。
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