midday crow
「……あんなやつ、もう知らねえよ! 待てるかってーの!」

くそ。

太陽は唇を強く噛み、熱い瞼をぎゅっと閉じる。

いつの間にか、頭を抱えて椅子に座り、うずくまるようにしていた。

光輝のキーボードが頭の中で流れる。

ああ、やめろ、やめてくれ。

ぐしゃぐしゃと髪をかき回す。

「じゃあ、新しいキー探すか」

「うん。そだね。……光輝以上の腕の持ち主、いるのかね」

言うな、それを!
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