そして少女は兵器を討つ
「それは……お前?」

「今は違うわ。――しかし兵器は少女でした。彼女は自分自身が大過であると気付いたのです。だから彼にさようならを告げました」

「……」

「眠りについた少女は、けれど今は目覚めました。過ちが、繰り返されようとしています。さあ、少女はどうするのでしょうか」

「……」

「……」

「……続きは?」

「それはこれから紡がれるのよ、ミリアリア」



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