俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)
し、静まれ……心臓。
よく考えたら私達は、夫婦になったのだ。
今まで無しで過ごしてきたが
今日から同居して、しかも初夜。
いくら社長でもその気になるわよね?
ど、どうしよう……。
心の準備をしておかないと……あ、着替えの下着。
どんなのがいいのかしら?
色々考えると頭の中がパニックになった。
とにかく、着替えと……下着。
私は、慌てて寝室に取りに向かった。
そしてお風呂に入った。
ゆっくり浸かれるような広めの湯船。
念入りに身体を洗い
おかしい部分が無いかチェックをした。
お腹をもう少し凹ましたい。
そう思いながらシャワーで流して
お風呂に浸かると
ガラッと社長が入ってきた。
「キャアッ!?しゃ……社長!!」
何で、お風呂に!?
私は、慌てて胸元を隠した。
一緒に入る気?いや。でも服を着ているし
「美織。悪いが、コイツも入れてやって」
えっ?よく見ると
ミチルとベルを抱きかかえていた。
「わ、私がですか?」
「お前以外、誰が居るんだ?
シャンプーは、これ。
ぬるま湯で洗えばいいから」
そう言うとミチルとベルを置いて行く。
えっ?ちょっと……。
「社長……待って下さい。
私、動物なんて洗ったことがないのですけど」
必死に言うがさっさとドアを閉めて行ってしまった。
それに裸を見られてしまった。
恥ずかしくて身体中が熱くなってしまう。