俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)
「あぁ、おはよう」
深々と頭を下げる専務や秘書達に
社長は、気にすることなく会社の中に
入ってしまう。
私も慌ててついて行くが行き交う人は、
社長とすれ違うたびに頭を下げていた。
当たり前のことなのだが凄い……。
「社長。お電話です」
すると秘書の新田さんがスマホを差し出してきた。
社長は、その電話を取ると話を始めるのだが
すぐに怒鳴り声になっていた。
「はぁっ?注文ミスだと!?
あれほど念入りにチェックをしろって
前に言っただろ!?ふざけるな」
俺様社長としての雷が落ちた。
その後も歩きながら書類のチェックから
電話をするのだか、その度に社長の雷が落ちた。
「こんなの計画書と言えるか!?
今すぐやり直せ」
こ、これは……遠くから見ている
社長の姿のままだった。
こ、怖い……。
家と違い真逆の姿に私は、その度に
ビクビクしてしまう。
あまりにも恐怖で社長室までついて来てしまった。
あ、自分の部署に行かなくちゃあ!?
「あ、あの……私は、これで失礼します」
社長は、電話中だったため
私は、新田さんにこっそりと伝えた。
「はい。かしこまりました」
「では……失礼します」
頭を軽く下げて社長室から出て行こうとした。
そうしたら