俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

リビングに行くと私は、軽めの夕食を作って食べた。
もちろんアダム達にもエサをあげた。
大人猫と子猫だとエサの種類が違うから
間違えないようにしなくちゃあ……。

夕食を食べた後は、お風呂に入り
パソコンで仕事をしていた。
アダム達は、それぞれおもちゃを使い遊んでいた。
するとガチャッと誰かがドアを開ける音が
聞こえてきた。

「ただいま」

あ、社長が帰って来たわ!?
迎えに行こうとするとアダムとミチルは、
すぐさま反応して玄関に行こうとした。

ベルは、気づいておらず
まだ小さなボールを転がして夢中で遊んでいた。
だかアダムが気づいてベルの所に
近づくと首根っこ咥えていた。

「ニャーニャー」

遊ぶのを邪魔されたので
手足をジタバタさせて嫌がっていた。
しかしアダムは、気にせずに
そのまま玄関の方に連れ出してしまう。

いつもこんな感じでお出迎えしていたのね。
アダム達の裏事情を知ってしまった。

あ、私も迎えに行かなくちゃあ……!!

慌てて玄関の方に行くと
アダムは、すでにお出迎えが終わり
社長に頭を撫でられていた。
ベルは、社長の腕の中だ。

「お帰りなさいませ。社長」

私も出迎えると社長は、こちらを見てくれた。
だが少し不満そうな顔をしてきたが

「あぁ、ただいま。それより美織。
家では、社長と呼ぶなと言っただろ?
名前で呼べ」

えっ!?
な、名前……そう言われましても
恥ずかしくて呼べない。だがしかし呼ばないと
社長の機嫌が悪くなりそうだ。

「えっと……真那斗さん」

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