俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)
「は、はい、ありがとうございます」
私は、社長の手を受け取り起き上がった。
心臓がドキドキと高鳴っていた。
恥ずかしい……。
レジャーシートのところに戻ると
社長は、ゴソゴソと何かを探していた。
「確か、絆創膏があったはず……」
「あ、それなら絆創膏なら
私のリュックの中にあります」
私のために絆創膏を探してくれていた。
自分でリュックを取ろうとしたが
離れたところにあった。
あんなところに置いたんだったわ。
手を伸ばそうとするが届かない……。
すると社長が取ってくれた。
「ほら、リュック」
「あ、ありがとうございます。えっと……」
私は、慌ててリュックの中から
絆創膏を取り出した。
あった……。
「さすが女子だな。ほら貸せ。
貼ってやるから」
社長は、私から絆創膏を取ると膝に貼ってくれた。
えっ……そんな悪いわ!?
思わない行動に心臓がドキドキと高鳴ってしまう。
「ありがとう……ございます」
「今回は、ベルが悪いが美織も気をつけろ。
怪我をしたら大変だからな」
「は、はい。」