俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

すると社長は、怒鳴らなかった。
普段なら何をやっているたんだ!?と
怒鳴り声が聞こえてきそうなものだが。すると

「謝罪なんて後にしろ。
まずは、ベルを探すのが先だ!
知らない場所だから最初は、興奮しているだろうが
落ち着いてきたら怖がるかもしれん」

「は、はい。」

叱らずにベルを探す方が先だと言ってきた。
確かにそうだわ。
とにかくベルを見つけださなくちゃあ……。
反省は、その後にでも出来る。

「あの……社長。
私は、向こうを探してみます」

私は、気持ちを改めて探す場所を提案する。
一緒に探すよりバラバラで探した方が
効率がいいと思ったからだ。

「分かった。なら俺は、向こうを探そう」

「は、はい。」

私と社長は、別々に探しに行く。
秘書の新田さんは。他の場所を探しに行ってくれた。
ゴミ箱の近くや猫が好きそうな場所など
あらゆる所を覗く。
だが、なかなかいない。

1階には、おりていないのかしら?
不安になっていると社長がこちらに来た。

「美織。ココには、いないようだから
2階に行ってみるぞ!」

「は、はい。」

私は、社長と一緒に2階に向かった。
念のために階段で上がる。
お願い……ベル。無事でいて。

2階まで上がると声を出して探した。
社長も同じように声を出してくれた。

「ベル。ベル居たら返事して」

「ベル。何処だー!?」

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