俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)
結婚するまでそういうのは、大切にしたいのか
はたまた、そこまで私に興味がないのか分からない。
謎が多い。
こんな人と上手くやっていけるのだろうか?
私は、不安で仕方がなかった。
そして不安を残したまま私達は、結婚した。
籍も入れていよいよ社長と
新婚生活がスタートすることになったのだが
いざ、社長宅に行くとなると心臓が
飛び出すぐらいに緊張してしまう。
「ここだ。俺の家は……」
ここが、社長の自宅!?
庭の広い二階建ての家だった。
あれ?意外と普通。
確かに庭も広いし、高級住宅街にあるのだが
もっと豪華なタワーマンションとか
豪邸を想像していた。だが違った。
意外と庶民的なのだろうか?
「美織、中に入るぞ!」
「は、はい。」
私は、慌てて自宅に入った。
ガチャッとドアを開けると何やら
足音が聞こえてきた。
「わん、わん」
大型犬でクリーム色っぽいイエローの
ラブラドールレトリバーがこちらに来た。
元気にしっぽをふりふりしている。
その後に続いて白に少しクリーム色の
模様をしたアメリカンカールの猫が現れる。
目がくりくりしていて凄く可愛い……。
すると社長は、ラブラドールレトリバーの
頭をわしゃわしゃと撫でながら
「ただいま。うん?おい、アダム。
何でミチルしか居ないんだ?ベルは?」
ベル……?