俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

ニコニコしながら店長さんの様子だと
常連なのかしら?
まぁペットが飼っているのなら当然か。

「ついでにコイツらの爪を切ってやってくれ」

「かしこまりました」

店長さんは、アダム達を連れて行ってしまうと
社長は、そのまま猫コーナーに向かった。
私も慌てて社長について行く。

猫コーナーには、可愛らしい猫が
たくさん居た。
どれも可愛らしく、じゃれたりして鳴いていた。

「か、可愛い~!!」

スコティッシュフォールドから
ベンガルなどなど種類も多い。 
そうそう。飼えなかった私は、見たり
触らしてもらって楽しんでいたのよね。
懐かしい思い出が蘇る。

「懐かしいだろ?
俺は、ここの常連なんだ」

「はい。えっ?」

懐かしい……?
私がここに来たことがあるって話したことが
あったかしら?

私は、不思議に思いながら首を傾げていたら
社長は、真剣な目で私を見つめてきた。
その真剣な目に思わずドキッと胸が高鳴った。

「俺……ここで
お前のこと見たことがあるんだ!」

えっ……えぇっ!?
あの時。社長は、ここに居たと言うの!?
嘘っ……気づかなかった。

「気づかなくても無理はない。
2年前ならお前は、まだウチの会社に
就職していないし俺も周りの連中にバレないように
マスクとかしていたからな」

「あの時は、猫を飼うつもりで
選びに行っていたんだ」

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