俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)
ベルの体調不良。
しかし、そんな無邪気なベルがある日。
朝になっても起きてこなかった。
どうしたのかしら?
アダムとミチルも心配してベルの寝ている
ケージのそばをウロウロしていた。
社長は、心配になりケージの中に手を突っ込んで
毛布ごとベルを出すとぐったりとしていた。
ベル!?
「おい、ベル。大丈夫か!?」
社長が慌てて呼びかけるが
耳がピクッと反応をするが目を開けない。
しっぽも少し動く程度だった。
「真那斗さん。どうしましょう……ベルが」
もしかして具合が悪いの!?
いつから?
昨日は、あんなに元気そうに
エサを食べていたし、遊んでいたのに。
「美織。落ち着け。
とにかく医者に診てもらおう。
えっと……行きつけの獣医は……」
社長は、ベルを毛布の上に寝かせると
自分のスマホを使い動物病院を調べてくれた。
私は、オロオロしながら見ていた。
「病院は、9時からしかやらないらしい。
俺は、その時間に大事な会議があるしなぁ……」
社長は、困った表情をしていた。
あ、それなら。
「それなら私が連れて行きます。
有給休暇があるし、休みやすいので!」
私ならOLで社長より休みやすい。
ベルも心配だし……。
「そうか。なら頼む。
なるべく早く帰るようにするから」
「は、はい。」
私は、会社に連絡をして今日は、
有給休暇で休むことにした。
ベルをバスケットに入れて動物病院に向かった。