俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

美織のご懐妊!?


「おめでとうございます。
妊娠3ヶ月目になりますね」

私は、妊娠していた。
やはりあれは、つわりだったみたいだ。

「本当ですか!?」

思いがけない妊娠に嬉しさで飛び上がりそうだった。
私のお腹には社長との子供が……。
何て言おう。喜んでくれるかしら?

お腹に手を当てながら幸せでいっぱいになった。
診察が終わると会計を済ませて自宅に帰った。
今日は、お祝いだわ!!とそう思いながら……。

自宅に帰るとアダム達が心配していたが
私は、喜びを噛み締めながら抱き締めてあげた。
そして胃がムカムカするけど
何とかご馳走を作り社長の帰りを待った。

するとソファーに座る時もキッチンで
料理を作っている時もベルやアダム達は、
私のそばから離れなかった。

「そばに居ると危ないわよ?」

私が軽く注意をするが気にすることなく
ちょこんと座って待っていた。
ベルは、ウロウロしたりしがみつくから危ないけど
一体どうしたのかしら?

もしかしたら体調を崩していたから
また崩さないか心配して様子を見てくれてるのかしら?
だとしたら嬉しい。

大丈夫よ~と言いながら
アダム達の頭を撫でていたらドアが開く音がした。
どうやら社長が帰ってきたようだ。

あ、帰ってきたわ!?
すると私にべったりとそばに居た
アダムとミチルは、すぐに社長のもとに
行ってしまった。

ベルは、アダムに首根っこを咥えられて
運ばれてしまった。
あんなにべったりだったのに……。

呆れながらも私も迎えに行くと社長は、
慌てて靴を脱いでこちらに来た。

「美織どうだった!?病院は……メールだと
帰って話すと書いてあったが
まさか、どこか悪いのか?」

慌てたようにそう言ってきた。
社長には、サプライズしたくて
メールでも黙っていた。

< 84 / 92 >

この作品をシェア

pagetop